ぷりんママのPTA体験記

小学生の娘二人を持つママです。現在PTA本部役員2年目やってます。

学級委員選出に異変

エリママさんとは、それ以来お会いした時には挨拶するようになり、時には軽くお話することもありました。

しかし、いわゆる「ママ友」という感じではなく、あくまで「子供のクラスメイトのお母さん」の距離感でした。

 

娘二人は幼稚園・小学校での生活にすっかり慣れ、私の体調もそこそこ安定した状態が続き、まもなく一年を迎えようとしていた頃。

生活に変化が訪れました。

 

新型コロナ大流行の始まりです。

 

3月、一斉休校により突如として長女の一年生が終わりを迎えてしまいました。

それに伴い、仲良しだったエリちゃんとの関係もぷつりと途絶えることに。

 

分散登校という形で学校が再開したは、5月の半ば頃だったでしょうか。

長女は2年生になり、エリちゃんとはクラスが別れてしまいました。

再開当初は一緒に下校する日もありましたが、自然とそれもなくなっていきました。

 

「厄介な子と友達になってしまった」などと一瞬でも思ってしまったことはありましたが、仲良しの子と仲良しでなくなることが切なかったです。

 

まぁでも、思い起こせば自分の学生時代もそんなもんでした。

 

クラス替え=人間関係のリセット

 

そして、新たな出会いもあります。

新しいクラスで親しくなる子がいて、新しいコミュニティを作っていく。

学生生活はその繰り返し。

そう割り切って考えることにしました。

 

 

さて、そんな中でも学級委員選出が行われました。

この年はもう免除事由には当たらなかったのですが、とりあえず立候補もせず。

例年は、事前に立候補者を募集し、授業参観後の懇談会の場で決定される流れになります。

(立候補が定数に満たなければ対象者から抽選となります。)

しかし確かこの時は、参観など開催できる状況ではなかったはず…

果たしてどのようにしたのかはっきり覚えていませんが、後日この年の役員・委員の名前が発表されていました。

 

のちに知ったことですが、この年の学級委員選出ではある異変が起こっていました。

立候補者が殺到していたのです。

 

新型コロナ流行により学校行事が例年通り行われない

PTA活動も縮小する

PTAの仕事をあまりしなくて済む

 

この流れを察知していた保護者がたくさんいたということです。

 

そして、予想は見事に的中。

PTA関連行事、運動会、地域での活動など、ほとんどが中止となりました。

 

子供たちにとっては本当に可哀そうな一年だったと思います。

しかし、一部の保護者はコロナの恩恵を受けてPTAを上手く乗り切っていたのです。

 

まぁ、そうはいっても、

「もしも通常通りの生活が出来るのであれば、そんな恩恵などいらない」

きっと皆さんそう思われたことでしょう。