ぷりんママのPTA体験記

小学生の娘二人を持つママです。現在PTA本部役員2年目やってます。

PTA役員を一緒にやることになったママの話。

みいママさんと初めて会ったのは、まだ長女が幼稚園に通っていた頃。

我が家が今の家に引っ越してきて、新しいバス停からの通園が始まった時です。

当時は新興住宅地に引っ越してくる家族が多い時期だったため、バス停の人数がオーバー気味。

正直全員の顔と名前をなかなか覚えられませんでした。

そんな状況だったので、スーパーで初めてみいママさんに声を掛けられたときは一瞬

「ん?」

となってしまいました。

 

「あの、みいです。同じバス停の…」

 

「あっ…そうですよね!」

 

その後もバス停以外でお会いする機会がたびたびありました。

次女が入園したタイミングでバス停は別々になったのですが(人数分散のため)、みいママさんの一番下のお子さんと次女が同じクラスになったり、上の子たちが通うスイミングスクールが同じだったり…

それほど親しいわけではないけど、家も比較的近いこともあり、会えば敬語なしで会話をするほどの関係になっていました。

 

そんなみいママさんの名前が、PTA次期役員の中にありました。

 

見た瞬間、私の中に罪悪感が…

「やばい、私のせいか??」

 

実はみいママさんはこの年、次女が通うマンモス幼稚園のPTA会長をしていました。

しかし彼女は「典型的なPTAママ」という感じではなく、頼まれてPTAに入ったものの抜けられなくなり、仕方なく流れで会長になったという経緯がありました。

そして同時に、小学校でもPTA委員を2年連続で務めていました。

(これは後に聞いた話ですが、みいママさん宅はお子さんの人数が多いため、コロナの時期に委員の回数を稼いでおこうと思ったようです。)

 

先日PTA室での雑談の中でこんな会話がありました。

「そういえば、いま幼稚園のPTA会長はどなたが?」

「あぁ、みいママさんです」

「みいママさん…えぇ、そうなんですか!」

その時の反応は、明らかに知らなかったという感じに見受けられました。

「はぁ~、みいママさんPTA会長やりながら小学校の委員もやってくれてたのねぇ…ということは、そういうの嫌いじゃないんだろうね」

 

ん?私、余計な事を言ってしまったような…

 

この時一瞬よぎった予感が、的中してしまったわけです。

 

 

ちょうど通園バスの到着まであと10分。

みいママさん宅に突撃しました。

 

「ねぇねぇ、来年PTA役員やるの??」

「え、なんで知ってるの?」

「私もやるんだよ!」

「えぇ??そうなの?」

 

みいママさんはまだLINEを見ていなかった様子。

 

「うーん、2回断ったんだけどさぁ、どうしてもって頼まれて…」

 

どうやら彼女は頼まれると最終的には断り切れない性分のようです。

 

結局のところ、彼女がなぜ役員に声がかかったのか、はっきりした理由は知りません。

私が「幼稚園のPTA会長」と明かしてしまったからなのか、それとも委員としての仕事ぶりが評価されたのか、はたまたその両方の理由なのか…?

 

現在も役員2年目として共に活動している彼女。

何でも気さくに話し合える仲ではありますが、未だに「私のせいかも」ということは秘密です。

 

まぁそうはいっても、私は積極的に話したわけではなく、あくまでも聞かれたことに答えただけなんですけどね~(^_^;)