PTAの委員やります!
長女が2年生の2月、迷った挙句ついに地域委員に立候補してみました。
この年も新型コロナの恩恵を期待する人はやはり多く、定数を上回ったため逆抽選(立候補者自身による抽選)となり…
正直なところ、私も少しはそれを期待していましたが、前年に比べれば幾分落ち着きつつあり、行事も徐々に復活するとは思っていました。
なのでもし委員になったら、与えられる仕事はできる限りきちんと全うするつもりでした。
抽選当日、PTA室にはエリママさん他数名の本部役員さんが待機。
「ぷりんママさん、こんにちは」
エリママさんが笑顔で声を掛けてくれました。
そして抽選。
見事、当たりました!
こうして今まで避けてきたPTA活動に、一歩足を踏み入れることとなったのです。
その夜、夫に突然の宣言。
「私、来年度PTAやることになったから」
「…えぇ??」
夫はかなり驚いていました。
私から「PTA」という単語を聞くなんて、夫にしてみたら思ってもみないことだったでしょう。
長女が入学したばかりの頃、夫はこんなことを言ったことがあります。
「心の病気があるって言えばPTAやるの免除してもらえるんじゃない?」
しかし私は、それだけは嫌だと思っていました。
確かにうつ病初期の頃の私なら、そうせざるを得なかったかもしれません。
しかし、その時点では症状がそこそこ安定していました。
病は気から、とはよく言いますが、
「私うつ病なんです」
と言ってしまうとまた心が病んでしまうのではないか?という思いがあったのです。
そして、本来なら知られる必要のないプライベートなことをわざわざ言いたくなかった、という理由もありました。
夫には自分の考えを率直に伝え、理解してもらいました。
…いや、正確に言うと、私が押し切るような感じで話が終わったような気もします。
しかし、夫は決して反対していたわけではありませんでした。
あくまでも私の体調を気遣ってくれていたのです。
さて、これまでの記事で頻繁に使用しており今更にはなりますが、この小学校ではPTAの「役員」と「委員」という言葉を使い分けています。
役員:本部においてPTA運営に携わる保護者
委員:一般のPTA活動をする保護者
個人的に、私はこの使い分け方はとてもわかりやすくてよいと思います。
ネットなどでPTAについての記事を目にすると、役員・委員を区別することなく「PTA役員」と表現されていることがあります。
仕事内容・仕事量が圧倒的に違う「役員」と「委員」を一括りにされてしまうのは、現在本部役員をしている身としてはなんだかなぁ〜と思ってしまうわけです。
もちろん、「役員」がすごいとか偉いとか、そういうことではないのですが…